目次
アイコスがなぜ逮捕者が出るまで売れたのか。
そこまでしての利益とは?
平成終わる4/19日紐解いていこうと思う。
まず最初にこれから紹介するお話は今現在ではすでに使えなくなっているという点をご理解いただき、アイコスなど流行り物の再来の際に役立ててほしい。※クーポンも2018年6月で配布終了している。
始まりはIQOSクーポン、テレビ番組のアメトークからだった。
アメトークから爆発的に火が付いたIQOS
一時期定価の2倍3倍は当たり前
限定色だったボルドーレッド、サファイアブルーに至っては
驚きの20倍20万円でヤフーオークションで売れていた
IQOSクーポンを使い3000円または5000円オフで購入、そしてヤフーオークションなどで
2万円程度で転売。
本来クーポンは個人情報を入力して使用するため
一人一回しか使えないはずだがそこに目を付けたのが逮捕された少年たちだった。
クーポンを偽造
しかし前述したが個人情報を入力しているため身元も直ぐに判明し詐欺容疑で
東京都狛江市に住む19歳の少年2人が逮捕された。
彼らは偽造クーポンを使い3000円OFFで購入、転売したのだ。
過激化する価格競争のなかで。
しかし考えてみてほしい。
上記は犯罪行為をしてのせどりだったが、そもそもIQOS自体が手に入りずらく、仕入れ困難により正直あまり利益は出ていなかったと思われる。
では目線を変えてみよう。
他の転売ヤーたちはどうしていたのだろう。
前述したが、ボルドーレッド、サファイアブルーはかなり高値がついていた。
ここに目を付けたのが今回のIQOSで一番稼いだ人たちであろう。
実際に管理人も当時やっていた。
まずIQOSのボルドーレッドは日本では抽選当選者のみに販売、欧州では先行販売
サファイアブルーは欧州のみで先行販売されていたのだ。
(当時IQOS一型が流行時は日本未発売、のちに2017年10月2日グローの全国発売日、同日に販売開始。)
考えてみてほしい。
海外で売っているものを購入するにはどうしたらいいだろう。
個人輸入もしくは現地への買付だ。
ここでEbayの出番である。
簡単に言えばヤフーオークションのベースとなったアメリカのオークションサイトである。
こちらを使いIQOSボルドーレッド、サファイアブルーを個人輸入、転売したのだ。
流行って品薄状態になっていたのは日本だけであり
当初はカラーIQOS1万円前後、送料を入れても15000円はしなかった。
驚きの利益率10倍以上である。
しかし長くは続かないもので徐々にヤフーオークション相場は下がり5万円前後に
Ebayの相場は購入者が増えたためあがり5万円前後になり
追い打ちをかけるように日本でグロー発売と同時にサファイアブルーが販売されたため相場が完全に崩れた。
また徐々にアイコス側の製造も追いついてきて
皆の手に渡るようになり
IQOSバブルは終わったのだ。
最後に
なぜこの記事を書いたか。
正直、輸入ビジネスをやる人が増えてしまえば管理人もやりずらくなる
しかし冒頭にも記述したが
これからビジネスをしようと考えている方に
このIQOSの話を聞いてなにか一つでも学んでほしい。
その思いでペンをとった。
この点だけは注意してほしい。
流行り物はタイミングが非常に難しく、一歩間違うと大赤字を食うリスクもある。
輸入商品の場合、商品到着までのライムラグもある。
その点を考慮して取り組んでいただきたい。
昔の話で掘れば金塊が出ると噂になり人がこぞって集まった場所がある。
その一連の騒動で大金持ちになった人は一人だけだったのだ。
その場所でスコップを売った商人だ。
商売とはそういう事なのである。
人とは違う目線、ポイントから攻める事が出来てこそ意味があるものなのである。
コメント